大森ロッヂ基本理念

私たちが拾ったこの石は小さな小さな小石です。目の前の大きな池に投げ込んでも、ポチャーンとした音しか出さないでしょう。でも、耳を澄まさないと聞こえない、そんな音が好きなのです。
人々の生活様式や価値観の変化に伴い、賃貸マーケットという大池も、常にそのかたちを変えていきます。いま大きく波立つ池に浮かぶ小舟の上の私たちは、その舟のかたちや漕ぎ方を変えていかなくてはなりません。
人生の最大のよろこびを出会いであると考える私たちは、借りる方にとって、どんな漕ぎ方をするどんな舟にのるかということをとても大切に思います。大森ロッヂという小舟の中で、たまたま乗り合わせたお客様同士そして乗員スタッフとの出会いに心からのよろこびが伴うことを願ってやみません。
大森ロッヂが目指すもの
- Community spaceではなくConvivial place
- コミュニティーは形成するものではなく、自立した個性の発露によって醸成されるものという考え。
街角再生を通して互いに触れ合い、共に愉しむ場づくりを目指しています。 - ヒト・モノ・マのゆるやかなつながり
- 住まう人、場を構成するエレメント、そしてその距離感が都合よく良い加減であること。
これは皆がいきいきとするための最低条件と考えています。 - 借りて住む。そのあり方の創造
- 常に柔軟でクリエイティブでありたいと考えています。借りて住む価値は何なのか?
買うか借りるかの二元論を超えて住む価値の最大化を表現していきたいと思います。
大家の願い

土地は、いのちはぐくむもの。農地であれば作物を育み、庭であれば木や草や花や虫をそこに訪れる鳥を育む。共同住宅であれば、そこに住む人のいのちをはぐくむものでなくてはならない。
大家の愉しみ
土地は、空気や水と似ている。社会的共通資本に準ずるものだと思う。建物が環境に与える影響も大きい。経済的合理性という観点からのみ、土地や住宅をみるのは、一面的過ぎる。住む人にとって必要なのは、「収益の最大化」ではなく「五感に感じる心地よさ」だと思う。 個人住宅でなく共同住宅だからこそ、関わり合うこと、共に愉しむことができる。大家が愉しくなくて、みんなが愉しいはずがない。 大家さんが十人いたら、十通りの理想の賃貸住宅がある。わたくしの答えは大森ロッヂ。
